2025年6月13日から14日にかけて、VTuberグループ「深層組」に所属する多くのメンバーのYouTubeチャンネルが突如として一斉に利用停止（BAN）されるという、前代未聞の事態が発生し、ファンや業界に大きな衝撃が走りました。
「一体何があったの？」「BANされた理由はなぜ？」「深層組ってそもそもどんなグループ？」といった疑問の声がネット上であふれています。特に、BANの理由として表示された「著作権侵害」という言葉が、さまざまな憶測を呼んでいる状況です。
この記事では、多くの謎に包まれた深層組の一斉BAN事件の真相に迫ります。事件の経緯から考えられる原因、深層組というグループの正体、所属メンバーのプロフィール、そしてこれまで繰り返されてきた数々の炎上事件まで、網羅的に詳しく解説していきます。
本記事を読めば、以下の点がすべてクリアになります。
- 深層組の一斉チャンネルBAN事件の詳しい経緯と何があったのか
- なぜ一斉BANされたのか、その本当の理由
- 深層組とは一体何者なのか、その独特なコンセプトと活動内容
- 深層組に所属する現役・卒業メンバーの一覧とそれぞれの特徴
- 「AVスプラ事件」や「天獄組のホロライブ中傷事件」など、過去の主要な炎上騒動の詳細
1. VTuber界に激震！深層組の一斉BAN事件とは？2025年6月に一体何があったのか全貌を解説
2025年6月、VTuber界に激震が走りました。アングラな世界観と過激な企画で知られるVTuberグループ「深層組」のチャンネルが、警告もなく次々と姿を消したのです。このセクションでは、事件発生から発覚までの詳細な時系列と、前例のない一斉BANの被害状況について詳しく見ていきましょう。
1-1. 突如チャンネルが消滅！2025年6月13日から14日にかけて起きた一斉BANの詳しい時系列
異変が最初に確認されたのは、2025年6月12日の深夜から13日の未明にかけてのことでした。ファンたちが異変に気づき始めた頃には、すでに複数のメンバーのチャンネルがYouTube上から閲覧できなくなっていたのです。
事態が公になったのは13日の昼頃で、VTuber関連の情報を扱うニュースサイトなどが「深層組の複数チャンネルがBANされている」と報じ始め、騒動は一気に拡大しました。当初は8人のメンバーと公式チャンネルの計9チャンネルが停止していることが確認されました。
しかし、これで終わりではありませんでした。唯一無事かと思われていたグループ内トップの登録者数を誇る「従井ノラ」さんのチャンネルも、翌14日の朝までにBANされたことが判明。これにより、深層組は主力メンバーの大半を失うという壊滅的な打撃を受けることになりました。
1-2. 被害は深層組と天獄組にまで拡大！BANされた全チャンネルとメンバーを一覧で紹介
今回の一斉BANで利用停止となったチャンネルは、深層組だけでなく、その関連グループである男性VTuberグループ「天獄組」にも及んでいます。以下に、確認されている停止チャンネルをまとめました。
| グループ | チャンネル名 | 備考 |
|---|---|---|
| 深層組 | DeepWebUnderground | 創設者・長女 |
| 従井ノラ | グループ内登録者数トップ（14日に追加BAN） | |
| 彼女なぉた | 元メンバー | |
| 小城夜みるく | ||
| 甘神すう | ||
| わからせ ちょろ | 元メンバー | |
| 飛出ぴょこら | ||
| 正義なぐる | ||
| 絶望です | ||
| 深層組（公式チャンネル） | ||
| 天獄組 | 難波ワン | メンバー全員がBAN |
| 絶対ショウリ | ||
| 阿吽 |
深層組の公式サイトには当時12名のメンバーが掲載されていましたが、その大半が一夜にして活動の場を失うという異常事態となりました。まさに「グループごと消された」と言っても過言ではない状況です。
1-3. 「顧問弁護士と対応中」深層組公式と従井ノラさんによるXでの発表内容とファンへのメッセージ
混乱が広がる中、深層組運営とメンバーはSNSを通じて状況を報告しました。
2025年6月13日18時頃、深層組の公式X（旧Twitter）アカウントは、「現在、所属メンバーのYouTubeチャンネルが複数利用停止である事を確認しております」と事態を認め、「再審査請求など必要な対処を顧問弁護士や関係パートナー様とともに進めております」と、法的措置も含めて対応中であることを発表しました。ファンに向けては「今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」と冷静な対応を呼びかけました。
また、追加でBANされた従井ノラさんも14日に自身のXを更新。「16万人以上の方に応援してもらってたYouTubeチャンネルが本日深夜に停止されました」「この活動一本で全力体当たりで生きてきた身としては、正直、足元が崩れるような感覚です…」とショックを隠せない心境を吐露しつつも、「悔しいけど、ここで終わるつもりはありません」と活動継続への強い意志を示しました。当面はTwitchでの配信を続けるとして、ファンにフォローを呼びかけています。
2. 深層組の一斉BANの本当の理由はなぜ？YouTubeが指摘した「著作権侵害」の真相に迫る
これほど大規模な一斉BANはなぜ起きたのでしょうか。ファンの間では「何者かによる悪質な攻撃ではないか」といった憶測も飛び交いましたが、YouTubeが表示したメッセージから、その直接的な原因が見えてきました。このセクションでは、一斉BANの理由について深く掘り下げていきます。
2-1. BANの根拠はYouTubeからの通知！「第三者による著作権侵害の申し立て」とは何を意味するのか
BANされた各チャンネルにアクセスすると、一様に以下のエラーメッセージが表示されていました。
「第三者による著作権侵害の申し立てを複数回受けているアカウントにリンクされているため、このアカウントを停止しました。」
この文言が示すのは、直接そのチャンネルが違反を犯したかどうかに関わらず、「著作権侵害を繰り返した“別の”アカウント」と関連があるとYouTubeのシステムに判断されたため、連帯責任のような形で停止された、ということです。
YouTubeでは、著作権侵害の警告（ストライク）を3回受けるとチャンネルが停止される「3ストライク制」が採用されています。今回のケースは、深層組またはその関連チャンネルのいずれかが、この3ストライクに達するような著作権侵害を複数回行った可能性が高いことを示唆しています。
2-2. なぜ一つの違反がグループ全体に？恐ろしい「芋づる式BAN」の仕組みと連鎖の可能性
問題は、なぜ一つのチャンネルの違反が、グループ全体にまで波及したのかという点です。これは、YouTubeの「関連チャンネルポリシー」が関係していると考えられます。
YouTubeは、同一の運営者によって管理されている複数のチャンネルを内部的に「関連チャンネル」として紐付けています。例えば、同じGoogleアカウントでログインしていたり、同じIPアドレスからアクセスしていたり、AdSenseアカウントを共有していたりする場合などがこれに該当します。
この仕組みにより、いずれか一つのチャンネルが重大な規約違反（今回の場合は度重なる著作権侵害）で停止された場合、その運営者が持つ他のすべてのチャンネルも「違反を繰り返すリスクが高い」と見なされ、予防措置として一斉に停止されることがあるのです。これが、通称「芋づる式BAN」や「連鎖BAN」と呼ばれる現象です。
深層組の場合、運営が各メンバーのチャンネル管理に何らかの形で関与していたため、一つのチャンネルに下されたペナルティが、関連付けられた全チャンネルに適用されてしまった可能性が極めて高いとみられています。
2-3. 「自業自得」か「悪質攻撃」か？ネット上で渦巻く様々な反応と憶測を徹底分析
この一斉BANに対し、ネット上では様々な声が上がりました。
- 同情と応援の声：「理由もわからずいきなりBANはひどすぎる」「顧問弁護士と戦って絶対に復活してほしい」「Twitchで待ってる」といった、メンバーを心配し、応援する声が多数を占めました。
- 運営への批判的な声：「日頃の行いが悪いからだ」「炎上芸ばかりやってるから自業自得」「著作権管理がずさんだったのでは」と、深層組の過激なスタイルや運営の管理体制を問題視する意見も少なくありませんでした。
- 原因についての憶測：「誰かが意図的に大量の著作権通報をしたのではないか」「過去の炎上事件の報復か」といった陰謀論的な見方も一部で見られました。しかし、YouTubeのシステムを考えると、通報だけでBANに至る可能性は低く、やはり根本的な規約違反があったと考えるのが自然でしょう。
具体的な著作権侵害の内容は公式に発表されていませんが、過去の配信で使用したBGM、映像素材、あるいはゲーム配信の規約違反などが積み重なった結果ではないかと推測されています。
3. そもそも深層組とは一体何者？大手とは真逆を行くアングラ系VTuberグループの正体
そもそも「深層組」とは、一体どのようなVTuberグループなのでしょうか。大手事務所のホロライブやにじさんじとは一線を画す、その独特なコンセプトと活動スタイルは、熱狂的なファンを生む一方で、たびたび物議を醸してきました。ここでは、深層組の正体に迫ります。
3-1. 表社会への刺客！「深層Web」をコンセプトに掲げる唯一無二のアングラな世界観
深層組は、2018年にVTuber「DeepWebUnderground（DWU）」さんを中心に結成されたグループです。その最大の特徴は、グループ名にも現れている通り「深層Web（ディープウェブ）」をコンセプトにしている点です。
通常の検索エンジンではたどり着けないインターネットの闇の部分、すなわち「アングラな世界」の住人たちが、表の世界であるYouTubeで活動するという設定です。そのため、メンバーは「深層家の令嬢」「使用人」「用心棒」といった肩書を持ち、それぞれが何かしらの闇や秘密を抱えているというキャラクター付けがなされています。
この「アングラ」「アウトロー」というコンセプトが、グループ全体のカラーを決定づけており、他のVTuberグループにはない独特の魅力となっています。
3-2. 「漫画村を燃やす」宣言でデビューした創設者DWUさんと、波乱万丈のグループ沿革
グループの創設者であり、「長女」としてメンバーを束ねるのがDeepWebUnderground（DWU）さんです。「漫画村を燃やします」という衝撃的な宣言と共にデビューし、一躍その名を知らしめました。お嬢様言葉を使いながらも、過激で歯に衣着せぬ発言を繰り返すスタイルが特徴です。
当初は個人に近い形で活動していましたが、2020年に正式に「深層組」という屋号を掲げ、グループとして本格始動しました。その後、オーディションなどを通じてメンバーを増やし、現在のような体制に至ります。その歴史は、メンバーの加入・卒業、そして数々の炎上事件と共にあり、常に話題に事欠かないグループと言えるでしょう。
3-3. 炎上上等の過激な企画が持ち味！大手事務所では絶対不可能な深層組の活動スタイル
深層組を語る上で欠かせないのが、その企画内容の過激さです。大手事務所ではコンプライアンス的に到底不可能な、スレスレの企画を次々と打ち出してきました。
- 社会のタブーに触れる企画：生活保護やメンヘラ、元風俗嬢といった、通常はデリケートで扱いにくいテーマをキャラクター設定や企画に積極的に取り入れています。
- 過激な挑戦企画：後述する「AVスプラ事件」のように、規約違反のリスクを顧みないような挑戦的な配信を行うことがあります。
- ブラックユーモア：運営スタッフの失踪やメンバー間の不和さえもネタにして笑いに変えるなど、内輪のトラブルすらコンテンツ化する姿勢を持っています。
こうした「炎上上等」とも言えるスタイルが、一部の視聴者からは「面白い」「他にはない魅力」として熱狂的に支持される一方で、「不謹慎だ」「やりすぎだ」という批判を常に浴びる原因にもなっています。今回のBAN事件も、そうした活動スタイルの延長線上で起きた必然的な結果だったのかもしれません。
4. 個性の坩堝！深層組に所属する現役・卒業メンバーの全貌を一覧で徹底紹介
個性派揃いの深層組には、これまで多くのVTuberが在籍してきました。ここでは、2025年6月の一斉BAN事件時点での主な現役メンバーと、グループを去った卒業メンバーを一覧でご紹介します。期生や加入順に整理しました。
4-1. 0期生から最新メンバーまで！深層組の現役メンバー構成を期生ごとに詳しく解説
深層組は、デビュー時期によって「期生」という区分けがなされています。以下に、主なメンバーをまとめました。
| 区分 | 名前（よみ） | 肩書・特徴 |
|---|---|---|
| 0期生 (初期メンバー) | DeepWebUnderground (でぃーぷうぇぶあんだーぐらうんど) | 長女。創設者。愛称はDWU。 |
| なまほしちゃん | 三女。小学生VTuber。難病や生活保護といった重い設定を持つ。 | |
| 1期生 | 息根とめる (いきねとめる) | 五女。毒親持ち設定。AVスプラ事件で知られる炎上系。 |
| 2期生 | 小城夜みるく (おぎやみるく) | 七女。呪いで赤ちゃんの姿になっている15歳。 |
| 従井ノラ (したがいのら) | 見習い執事。英語が堪能でグループトップの人気を誇る。 | |
| 深層春組 | 刺杉あいす (さしすぎあいす) | 家庭教師。ホラーゲーム実況が得意。愛称は「あいす先生」。 |
| 数打あたる (かずうちあたる) | 用心棒。クールな声とノンデリな発言が特徴。 | |
| 甘神すう (あまがみすう) | ナース。地雷系お姫様キャラ。元アイドル。 | |
| 飛出ぴょこら (とんでぴょこら) | シスター。宗教二世で借金を背負っている設定。 | |
| 絶望です (ぜつぼうです) | 地雷賭博師。パチンコ・スロット配信がメイン。 | |
| その他 (加入順) | 社不寶アスティ (しゃふだからあすてぃ) | 第三養子。元コンカフェ嬢志望。 |
| 正義なぐる (せいぎなぐる) | 自称ヒーロー。2025年4月デビュー。 | |
| 今宵まいる (こよいまいる) | 怪盗。2025年5月デビュー。 |
4-2. 異例の理由が続出…グループを去っていった主な卒業メンバーとその背景
深層組はメンバーの入れ替わりも激しく、多くのメンバーが卒業しています。ここでは特に知名度の高い元メンバーを紹介します。
| 名前（よみ） | 卒業時期 | 備考 |
|---|---|---|
| ぼくをすこらねば | 2021年1月 | 次女。クリエイター業務に専念するため引退。 |
| クッコロ・セツ | 2023年3月 | 四女。卒業配信で自ら棺桶に入るパフォーマンスが話題に。 |
| 寧々丸 (ねねまる) | 2024年12月 | 第一養子。元々は個人勢。卒業後、再び個人勢として活動。 |
| 彼女なぉた (かのめなぉた) | 2025年4月 | 第二養子。在籍5ヶ月で卒業。運営との方向性の違いが理由。 |
| わからせ ちょろ | 2025年5月 | 見習い料理メイド。家族との確執による物理的妨害を理由に卒業。 |
卒業理由も「家族トラブル」や「運営との不和」など、深層組らしい一筋縄ではいかないケースが多く見られます。
5. 一斉BANは氷山の一角？深層組がこれまで起こした過去の主要な炎上事件簿まとめ
深層組の歴史は炎上の歴史と言っても過言ではありません。今回のBAN事件以前にも、グループやメンバーは数多くの騒動を巻き起こしてきました。ここでは、特に影響の大きかった主要な炎上事件を時系列で振り返ります。
5-1. 【2022年】VTuber業界を震撼させた息根とめるの「AVスプラ事件」とは？任天堂が異例の警告を発するまでの全経緯
深層組史上、最も世間を騒がせたのが2022年10月に起きた「AVスプラ事件」です。
これは、メンバーの息根とめるさんが参加した配信企画で、任天堂の人気ゲーム『スプラトゥーン3』のゲーム画面を利用してアダルトビデオを映し出すという、極めて悪質なものでした。具体的には、ゲーム内で敵チームが塗ったインクの色を透過させ、その背後で再生しているAVが見えるようにするという仕掛けでした。
この行為は、YouTubeの利用規約（性的コンテンツの禁止）および任天堂の配信ガイドライン（公序良俗に反する利用の禁止）に明確に違反するものであり、さらに刑法175条「わいせつ物頒布等罪」に抵触する可能性も指摘されました。
案の定、この企画はネット上で大炎上。深層組運営と息根とめるさんは謝罪に追い込まれましたが、息根とめるさんが恐竜の着ぐるみ姿で謝罪したことなどから「反省の色が見えない」とさらなる批判を浴びました。結果的に、息根とめるさんのYouTubeチャンネルは停止処分となりました。事態を重く見た任天堂が、公式に「公序良俗に反する利用には法的措置を含めた対応を行う」と異例の警告を発表するまでに至り、VTuber業界全体に大きな影響を与えた事件となりました。
5-2. 【2023年】完全なデマがトレンド1位に…元メンバー寧々丸とにじさんじ叶の旅行時期が被っただけで大炎上した騒動の真相
2023年12月、当時深層組に所属していた寧々丸さんが、大手VTuber事務所「にじさんじ」の人気ライバーである叶（かなえ）さんと交際しているのではないかというデマが拡散し、炎上する騒動がありました。
発端は、二人が偶然にも同じ時期に旅行に関する投稿をSNSで行ったことでした。これに気づいた一部のアンチや過激なファンが「匂わせだ」「旅行先が同じだ」と騒ぎ立て、交際の事実がないにもかかわらず、憶測が憶測を呼び大事に発展してしまったのです。
寧々丸さんは好き嫌い.comでトレンド1位になるほど攻撃を受けましたが、これは全くの事実無根であり、VTuberファンダムの暴走が引き起こした悲劇的なデマ騒動でした。この件は、VTuber同士の偶発的な偶然が、いかに簡単に炎上の火種となりうるかを示す事例として記憶されています。
5-3. 【2025年】親グループも切り捨て！関連グループ「天獄組」がホロライブメンバーを誹謗中傷して事実上解散に至った事件の詳細
2025年1月、深層組の男性版としてデビューした関連グループ「天獄組」が、VTuber業界を揺るがす大炎上を引き起こしました。
メンバーの難波ワンさんが投稿した動画内で、「2025年にVTuber界隈で起きそうな事」というテーマで、大手事務所「ホロライブ」に所属する複数のメンバーの実名を挙げ、「薬物で逮捕される」といった悪質な誹謗中傷を行ったのです。
売名目的の過激な炎上商法でしたが、その内容は到底許されるものではなく、ホロライブファンを中心にネット上で猛烈な非難が殺到しました。天獄組は動画を削除したものの、メンバーが反省のない態度を示したことで火に油を注ぎ、騒動はさらに拡大。
この結果、無関係だったメンバーが風評被害を理由に脱退を表明。親元である深層組も、天獄組の公式Xのフォローを解除し、事実上の「切り捨て」を行いました。その後、炎上したメンバーは次々と活動休止を発表し、天獄組はデビューからわずか数ヶ月で事実上の解散状態に追い込まれました。この事件は、深層組運営の管理責任を問う声にもつながりました。
5-4. 金銭トラブルや家族問題も…相次ぐメンバーの電撃卒業と運営が抱える内部の問題点
上記の大きな炎上以外にも、深層組では内部トラブルが絶えません。
- 彼女なぉたの電撃卒業と給与未払い疑惑（2025年4月）：在籍わずか5ヶ月で卒業した彼女なぉたさんは、卒業直前に「給料が振り込まれていない」という旨の投稿をしており、運営との金銭トラブルがあった可能性が指摘されています。
- わからせちょろの異例の卒業理由（2025年5月）：人気メンバーだったわからせちょろさんは、「確執のある家族からの物理的な妨害」という、極めてプライベートかつ深刻な理由で卒業を発表。VTuber活動の裏にある現実の困難さを浮き彫りにしました。
- スタッフの失踪：過去には、イベント担当のスタッフが当日になって失踪（バックレ）するなど、運営体制の不安定さを露呈する出来事も起きています。
これらのトラブルは、深層組が抱える「危うさ」を象徴しており、その破天荒な魅力と表裏一体の問題点と言えるでしょう。
6. 【総括】深層組一斉BAN事件の理由と今後の動向まとめ
今回は、VTuberグループ「深層組」の一斉チャンネルBAN事件について、その理由からグループの全貌、過去の炎上までを徹底的に解説しました。
最後に、本記事の要点を箇条書きでまとめます。
- 一斉BANの時期と状況：2025年6月13日から14日にかけて、深層組および関連グループ天獄組の多数のチャンネルが利用停止となった。
- BANの直接的な理由：YouTubeからの通知によると「第三者による著作権侵害の申し立てを複数回受けているアカウントにリンクされているため」。いずれかのチャンネルの度重なる著作権侵害が原因で、関連チャンネルが芋づる式に停止された可能性が高い。
- 深層組とは：「深層Web」をコンセプトにしたアングラ系VTuberグループ。創設者はDWU。大手にはない過激な企画と炎上上等のスタイルが特徴。
- メンバー：個性豊かで「ワケあり」な設定のメンバーが多数在籍。入れ替わりも激しい。
- 過去の主な炎上：息根とめるの「AVスプラ事件」、天獄組の「ホロライブ誹謗中傷事件」など、業界を揺るがす大きな騒動を何度も引き起こしている。
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